「NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』はかなり好調です。主人公・北条義時を演じる小栗旬は収録現場にはマスクにメッセージを書いて現れるそうで、あるときは『全部、大泉のせい』と書いていたそうです。
“NHK大河剧《镰仓殿的13人》正在热播。饰演主人公北条义时的小栗旬在拍摄现场戴着口罩写了一句话,似乎是‘全部都是因为大泉’。”
大泉洋が演じる源頼朝に登場人物たちが振り回されていくストーリー展開を、そんなメッセージで表現したわけですが、現場の和気あいあいとした雰囲気が伝わってくるエピソードですね」(テレビ局関係者)
“因为这部作品讲述的故事就是因为大泉洋饰演的源濑朝而起的,所以才有了这么一句话。从这个小花絮中也能看出拍摄现场气氛十分轻松和谐”。(电视局相关人士)
小栗と大泉の初共演は’05年放映の『救命病棟24時第3シリーズ』。それ以来、2人は公私ともに親しくなったという。大泉は大河での初座長を務める9歳年下の友人について、こう語っている。
小栗旬和大泉洋的首次合作是在2005年播出的《救命病栋24小时第三部》。之后二人便熟络起来。对于这次这位比自己小9岁的亲友担任大河剧主演,大泉洋是这么说的:
《小栗くんは座長としてグイグイ引っ張っていくタイプではないですが、いるだけで非常に空気が柔らかくなって現場が和むんです。彼のために頑張ろうと思わせてくる人間力がすごいと改めて思いました。不意に“大泉”とか呼び捨てにしてくるんですけど、つい笑っちゃう》
“小栗不是那种当了主演就兴致勃勃带着大家往前冲的人,但只要他在整个气氛就会很轻松,所以拍摄现场也很和谐。这也让我再次感受到他这个人的魅力,他就是那种会让别人为了他而努力的人。虽然他时不时不带敬语的叫我大泉,但也是惹人发笑的”。
大泉はこのインタビューで“愛され力”と表現しているが、主要人物のなかでも小栗の愛され力に引きつけられているのは、彼ばかりではない。
在这次采访中,大泉主要说出了小栗旬“被别人爱”的能力,不过,在主演阵容当中,不知他一个人被小栗的“被爱”能力深深吸引。
「源義経役の菅田将暉は、自分のことを“小栗家の長男”と呼ぶほど小栗を慕っています。『鎌倉殿~』に関するインタビューでは“リハーサル、テスト、本番と回を重ねるほど呼吸が合っていって、やっぱり安心感がありますね”と、小栗座長への信頼感について語っていました。
“饰演源义经的菅田将晖也十分倾慕小栗旬,他甚至自称是‘小栗家的长男’。在关于《镰仓殿》的采访中,他也表达过对小栗的信赖,他说‘每次彩排、走位、正式拍摄的时候我们的配合都越来越默契,他果然让人觉得十分安心’。”
いわゆる『小栗会』などと呼ばれる、彼を慕う同世代や若手俳優たちの集まりは、拡大の一途をたどっています。今後発表される『鎌倉殿~』の新キャストにも、『小栗会』メンバーがいる可能性も高いですね」(前出・テレビ局関係者)
“和小栗旬关系很好的同世代演员和青年演员们有一个名为‘小栗会’的组织,目前来看这个组织还将继续扩大。今后公开的《镰仓殿》演员阵容想必也很有可能成为‘小栗会’的成员”。(上文电视局相关人士)
『花より男子』で共演した松本潤を介して中村七之助との交流が生まれたり、サッカー選手の香川真司など異業種の友人たちも作ったりと、その人脈は年々広がっている。彼の人望について芸能ジャーナリストの佐々木博之さんが解説してくれた。
在《花样男子》中合作的松本润的介绍下,小栗旬认识了中村七之助,还和足球选手香川真司等各行各业的人交了朋友,他的人脉逐年扩大。娱乐记者佐佐木博之是这样说明小栗旬的人望的:
「なぜそんなに人望が厚いのかというと、いわゆる“人間力”が高いからということなんですが、コミュニケーション能力が高く、人心掌握術に長けているからだと思います。ですから、仕事場においても共演者だけでなく、スタッフにも気配りを忘れないということでしょう。
为什么小栗旬如此受人喜爱呢,其实是因为他的‘性格’好,交流水平高,擅长掌握人心。所以在拍摄现场不仅能关注到每个演员,还能照顾到在场的工作人员。
映画やドラマに携わるスタッフの人数は膨大ですが、小栗さんは全員の名前を覚え、声をかけるときは必ず名前で呼んでいるそうです。入れ替わりも多いなか、初めて見るスタッフがいると、自分からあいさつに行って、名前を覚えると聞いています。
拍摄电影电视剧时会有很多的工作人员进组,小栗却记得所有工作人员的名字,打招呼的时候肯定会叫他们的名字。拍摄过程中也会有很多人离开加入,每次有生面孔,小栗旬都会主动打招呼,然后记住他们的名字。
そのことは彼の視野の広さにもつながっていると思います。彼は出演した作品を語るときにも、演者としてだけではなく、携わった人間や、観客の視点などでもコメントしています。そんな彼にリーダーシップを感じる人も多いのではないでしょうか。
这一点也和他宽阔的视野有关系。每次他谈起自己出演的作品时,并不仅仅站在演员的角度讨论,还会提起相关的工作人员和观众的视角。所以很多人才会钦佩他的领导能力。
さらに言えば、現場スタッフへの気配りは、仕事への真摯な思いの表れでもあります。昨今はコロナ禍で以前よりは頻繁に開催できないでしょうが、飲み会では、仲間たちと熱く演技論を交わすそうです。また小栗さんは嘘をつくのが苦手だそうです。目上の人に対しても、自分が言うべきだと信じる意見はきちんと言うので、ベテランからも信頼されているのです」
此外,他对拍摄现场工作人的关心也是他对工作赤诚之心的表现。如今,受新冠疫情影响他们不能经常开酒会,但在过去的酒会当中,小栗旬都会和朋友们热烈地讨论演技。而且小栗旬很不擅长说谎,即使在面对长辈的时候,他觉得应该说的意见也会坦然指出来,所以很多老派演员也很信赖他。
人脈拡大のきっかけは映画『クローズZERO』
人脉扩大的契机是电影《热血高校》
小栗は大勢の共演者たちと仲を深めてきたが、そのことについて彼自身は次のように語っていた。
关于小栗旬和众多演员建里深刻友谊的过程,他自己是这样说的:
《僕らの仕事は、基本的に出会いと別れの連続ですからね。作品ごとに、毎回、新しい出会いがあって、撮影が終わると同時に、必ず別れの時期がくる。役者というのは、人に出会う仕事だと思うんですよ。しかも、必ずコミュニケーションのうえで成り立っている。出会った人の芝居によって、自分の芝居も変わっていくからこそ、出会いもコミュニケーションも大切にしたいんです》
“我们的工作基本上就是每天面对相遇和别离。每次出演新的作品都会有新的相遇,拍摄结束后就到了别离的时刻。演员就是一个遇见他人的工作,而且每次的相遇一定都是在交流的基础上产生的。根据合作演员的表演,自己的表演也会发生改变,所以我才想珍惜每一次相遇和交流的过程”。
実は小栗の交友範囲が広がり始めたのは、20代半ばごろ。“嫌われるヤツには嫌われてもいい”と、開き直るようになったからだという。
实际上小栗旬的交友范围是从他25岁之后才开始变得广泛的。因为他将错就错,觉得“惹人嫌的家伙被人讨厌就好了”。
《誰とでも思いっきり酒を飲んで、それ以来連絡が来なければ会わないし、その後も一緒に遊ぼうと声をかけてくれる人との付き合いは大事にしようと思っています。『クローズZERO』という作品が大きかったのかもしれない。『クローズ~』のあいつらとは今も集まって飲むんですよ。あいつらがほかの現場で知り合った人を次から次へと呼んだりする》
“我是个会一时兴起叫人一起喝酒的人,如果在那之后没联系的话就不再见,如果对方跟我说以后也多联系,我就想珍惜和他的关系。可能是《热血高校》给我带来了很大的影响。我现在也会和那群人聚在一块喝酒的。那群家伙在别的片场认识了新的朋友也会一个接一个地叫过来最后聚在一起”。
いまや盟友である山田孝之とも‘07年公開の『クローズZERO』の共演以降に親しくなったという。“来るものは拒まず”、小栗のそんな包容力について仕事関係者はこう語る。
如今的挚友山田孝之也是在2007年上映的《热血高校》合作后亲密起来的。相关人员对小栗旬“来者不拒”的包容力是这样说的:
「『共演NGの役者はいないのか?』と、聞かれたときに、彼は1人のベテラン俳優の名前をあげただけでした。それにしても『○○さんは、まあ大変ですよね』ぐらいで、笑いながら話していましたので、実際は“共演NG”はほぼゼロなのだと思います」
“我们问过他‘聚会里有没有合作NG的演员’,他也不过只说了一个老派演员的名字,而且也只是笑着说了句‘○○先生是挺不好惹的’,所以我们觉得他实际上几乎没有‘合作NG’的演员吧”。
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